大べし見(70%縮小、11片張り合わせ)

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材料最大限有効活用を目標に切り落とし財を貼り合わせて新たに面を作製してますが今回最大数の寄席合わせ作品となりました。
「大べし見」70%縮小サイズですが張り合わせてその大きさから70%縮小サイズとなったものです。
張り合わせた木片は合計11個。過去2~6枚程度は普通でしたが多くなり過ぎると、彫が極めて難しくなります。木目が揃わないこと。張り合わせ面が脆くなりいくら研いでも刻刀の切れよりも剥れる頻度が多くなること。補修の勉強にはなりますが、材料費以上に補修材料費がかかること、何よりも補修に要する時間が極めて多大となること。からあまりお勧めできません。鉋をしっかりと書ければ多少は改善されると思いますが作業台を有するアトリエのある方ならやれるかもしれません。